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2025年度の取組状況報告
1.「お客さま本位の業務運営に関する取組方針」の策定・公表
【取組方針】
- 当金庫はお客さま本位の業務運営の強化に向けて、金融庁が2017年3月に公表し2024年9月に改定した「顧客本位の業務運営に関する原則」をすべて採択し、「お客さま本位の業務運営に関する取組方針」(以下、本方針)を策定します。
- 本方針および本方針に係る取組状況は、ホームぺージに掲載し、公表します。
- 本方針は毎年見直しのうえ、必要に応じて改正します。

2.お客さまの生活を生涯にわたってサポートしていくことを第一に考えた取組み
【取組方針】
- 当金庫は、「ろうきんの理念」のもと、すべての事業活動において法令やルールを厳格に遵守し、社会的規範を尊重するとともに、お客さまの生活を生涯にわたってサポートしていくことを第一に考えた、誠実、丁寧かつ公正な業務運営を行います。
- お客さまが最善の利益を得られるよう、お客さま一人ひとりのライフプランとニーズに合わせた最適なアドバイスを行い、質の高い金融サービスを提供します。
【取組状況】
- 各会員等での各種セミナー等の開催、「家計の見直し運動」の実践、お客さまとの面談およびヒアリング等によりお客さまのニーズを引き出し、ライフプランに応じたご提案により金融商品のご利用者数は増加しております。

【共通KPI】
投資信託 運用損益別顧客比率
- 投資信託を保有するお客さまの、基準日時点の運用損益を算出し、運用損益率ごとにお客さまの割合を示したものです。
- 運用損益率がプラスとなったお客さまの割合は、2024年3月末時点で98.90%、2025年3月末で57.53%、2026年3月末時点で80.58%となりました。
【共通KPI】
投資信託 預かり残高上位20銘柄のコスト・リターン/リスク・リターン
- 当金庫で取扱っている投資信託の残高上位20銘柄(設定後5年以上)について銘柄ごとのコスト・リスクとリターンの関係を表しています。
- 2026年3月末時点で平均コスト0.32%、平均リスク12.89%、平均リターン15.03%となりました。



3.利益相反を適切に管理する取組み
【取組方針】
- 当金庫は、お客さまの不利益のもと当金庫が利益を得たり、お客さまの利益が不当に害されることがないよう、利益相反のおそれがある取引を特定し管理するための「利益相反管理方針」を定めています。当該方針に基づき、利益相反について統括する部署を設置し一元的に対応する体制を整備するなど、お客さまの保護と正当な利益確保に努めるための適切な管理を行います。
- 投資信託等の一定のリスクを伴う商品の販売にあたっては、お客さまにとって最善の利益となる観点を重視した対応を行います。ろうきん業態の投資信託の販売商品をラインナップするにあたっては、業態の中央機関である労金連合会において、販売する商品の基本的な収益(リターン)、損失を含むリスク(不確実性)、取引条件、選定理由、手数料水準等が適切なものであることを確認します。そのうえで当金庫では、お客さまの最善の利益を最も重視して、販売する商品を選定します。
【取組状況】
- 苦情・トラブル報告等に基づいた精査・検証、営業店モニタリング(16店舗)により、2025年度において営業店および本部関連部署より「利益相反」が疑われる事案の報告および該当する取引がないことを確認しています。
- 投資信託の取引において、労金業態のグループ会社に投資信託運用会社はなく、グループ会社の運用商品を優先的に推奨・販売することはありません。
- 当金庫が取扱う投資信託の商品は、公正・中立な立場で選定を行うため、中央機関である労働金庫連合会において外部評価機関による商品評価を実施しています。
- 商品選定後も、定期的に外部評価機関による商品評価を実施し、販売する商品の利益、損失その他のリスクが適切であるかをモニタリングしています。
4.手数料等に係る情報提供の取組み
【取組方針】
- 当金庫は、お客さまにご負担いただく手数料等について、商品・サービスごとにわかりやすい表示を行っていきます。
- 投資信託に係る手数料については、ホームページにファンド一覧を掲載し、商品間での比較が簡単にできるよう一覧表にするなど、お客さまにわかりやすい開示を行います。
- 商品の内容やリスク、運用実績、費用等について簡潔に記載した重要情報シート(個別商品編)を使用しわかりやすく丁寧に説明します。
- お客さまにご負担いただく手数料およびその他の費用の詳細や取引に内在するリスク等の情報を、パンフレットやホームページを活用することによってわかりやすく丁寧に説明します。
【取組状況】
- ホームページや、パンフレット等に取扱い商品の一覧・情報等を開示するとともに、申込手数料・信託報酬・信託財産留保額の費用等についても一覧表にして掲載するなど、お客さまにわかりやすい開示を行っています。
5.お客さまの立場に立ったわかりやすい情報提供の取組み
【取組方針】
- 当金庫は、金融商品・サービスの販売や説明等を行う際には、お客さまの金融知識や取引経験、財産の状況および投資目的を確認させていただき、重要な情報が理解できるよう記載した「重要情報シート」等の資料を用いて、お客さまにとってわかりやすく丁寧な情報提供を行います。(金融商品取引法第40条「適合性の原則」)
- 確定拠出年金(DC)について、企業型DC加入者向け「ろうきんの企業年金に係る役割発揮宣言」サイトや、個人型DCについての「ろうきんiDeCo」スペシャルサイト、また、「ろうきんNISA」スペシャルサイトにおいて、投資の考え方や金融商品のリスクとリターン、商品の選択など詳しく説明します。
- 当金庫が取り扱う投資信託において、パッケージ商品に該当するファンド・オブ・ファンズ(注)形式の商品があります。当該商品は、個別のファンドごとの購入には対応していないため、ホームページ等のファンド情報、フリーダイヤル、店頭窓口等で当該商品のメリット、リスク、手数料等についてわかりやすく丁寧に説明します。 (注)ファンド・オブ・ファンズとは、「投資信託に投資する投資信託」で、複数の投資信託(ファンド)を組み合わせて、一つの投資信託(ファンド)にまとめたものをいいます。
【取組状況】
投資信託の説明においては、「重要情報シート(金融事業者編)」を必ず交付し、当金庫の基本情報・取扱商品・ラインナップの考え方等についてわかりやすく情報提供を行っています。
- 重要情報シート(金融事業者編)
当金庫の基本情報や取扱い商品のラインナップの考え方等を記載しています。 - 重要情報シート(個別商品編)
個別商品に係る以下の情報を記載しています。
・商品等の内容
・リスクと運用実績
・費用 等
6.お客さま一人ひとりに合った最適なサービス提供の取組み
【取組方針】
- 当金庫は、お客さま一人ひとりの健全な生活設計の支援に向け、中長期的な視点での資産形成に向けたアドバイスを行い、子育てや教育、マイホームなどライフステージにおけるあらゆる資金ニーズに対し、最適な商品で応えます。また、多様化するお客さまの金融ニーズに的確に応えるべく、既存商品・サービスの見直しや、商品開発を行います。
- 当金庫は、お客さま一人ひとりの資産状況や、金融商品の取引経験、商品知識や取引目的、ニーズ等を確認し、お客さまに最適な商品・サービスを提供します。また、投資信託の販売にあたっては、お客さまの投資目的、投資経験、資産状況等を確認し、類似の商品がある場合にはその商品との比較を含め、お客さま一人ひとりに合った、的確な説明・提案を行います。
- 当金庫は、金融商品の販売後において、お客さまの意向に基づき、長期的な視点にも配慮した適切なフォローアップを行います。
- 当金庫は、お客さまへの適正な金融商品の勧誘を行うための「金融商品に関する勧誘方針」、共済・保険商品の適正な募集をするための「共済募集方針」「保険募集方針」等を定めています。これらの方針は、ホームページに掲載し、公表します。
- 商品の複雑さやリスク等の金融商品の特性等に応じて、お客さまの属性や反応等(個人情報を除く)を金融商品の組成に携わる金融事業者に情報提供し、製販全体としてお客さまの最善の利益の実現のため、取扱商品の充実と品質の維持に努めます。
- 当金庫は、選定する金融商品において、金融商品の組成に携わる金融事業者におけるプロダクトガバナンスの実効性を確保するため、商品組成に関する取組みを検証し、多様化するお客さまの金融ニーズに的確に応えるべく、既存商品・サービスの見直しや、商品選定を行います。
【取組状況】
- 投資信託のご相談においては、「ご相談シート」を必ずご記入いただき、お客さまの一人ひとりの金融知識や取引経験、財産の状況および投資目的を把握させていただき、最適なサービス提供に努めています。
- 多様化するお客さまの金融ニーズに的確に応えるべく、既存商品・サービスや商品ラインナップの見直しを行っています。
- 2026年3月末時点で71商品を取り扱っております。
7.「ろうきんの理念」の職員への定着と実践に向けた取組み
【取組方針】
- 当金庫は、「ろうきんの理念」を掲げ、常にお客さまである勤労者の生活向上への貢献を第一に考えた運営を行います。その職員への定着と実践に向け、当金庫のめざすべき姿の明確化と組織全体への浸透を図ることで当金庫のブランドを確立し、間接構成員に「共感」いただける金融機関をめざします。
- 当金庫では、〈ろうきん〉ならではの存在意義と役割発揮に係る研修等を人材教育体系の中で実施します。
- 当金庫では、お客さまに最適な提案と情報提供ができるよう、職員のスキルアップを促します。
- 当金庫では、職員の人事評価にお客さまの最善の利益に資する行動の実践を評価する項目を設定します。
- 当金庫は、本方針の内容について職員に周知するとともに業務を支援・検証するための体制を整備します。
【取組状況】
- FP技能士資格取得者数増加に向け、FP技能士を推奨資格とし、研修、通信教育等を行っています。
- 2026年3月末時点で470人、保有割合は64.9%となっています。
- 「ろうきんの理念」を職場内研修の必須テーマとするとともに、「ろうきん運動推進アドバイザー」による研修を実施し「ろうきんの理念」について職員の意識向上を図りました。
