2024年度の取組状況報告

1.『お客さま本位の業務運営に関する取組方針』の策定・公表

アクションプラン
  • 取組状況を的確に把握し、現状の課題を解決する観点から次年度の取組方針を検証します。
  • 取組状況を客観的に評価するためKPIを設定します。
  • ディスクロージャー誌や金庫ホームページ等によって、取組方針および取組状況を適宜公表します。
KPI(成果指標)
  • 方針の見直し:年1回
  • 取組状況の公表:年1回
  • KPIの設定:年1回
取組み状況
  • 本方針の見直しを実施し、2024年度のKPIを設定しました。
  • 本方針および2023年度取組状況について「中国ろうきん2024ディスクロージャー誌」および当金庫ホームページにて公表しました。

2.お客さまの生活を生涯にわたってサポートしていくことを第一に考えた取組み

アクションプラン
  • お客さまの金融リテラシー向上に資するセミナーや研修会等を実施します。
  • 家計の最適化等に資する提案活動を展開し、お客さまのニーズを引き出すとともに将来を見据えた資産形成の提案を行います。
KPI(成果指標)
  • 金融リテラシー向上に資する研修会・セミナーの開催:全店実施
  • 個人型確定拠出年金(iDeCo)契約・投資信託(定時定額)新規買付人数:2,904人
  • 顧客ニーズ管理案件登録件数:前年比増加
取組み状況
  • お客さまの金融リテラシー向上に資する研修会、セミナー等をサテライト店を含む全営業店で計773回実施しました。
  • お客さまの資産形成に向けて最適な提案ができる職員を養成するための研修を実施し、習得した提案手法を実践することで、個人型確定拠出年金(iDeCo)契約・投資信託(定時定額)新規買付人数は、2,970人となりました。
  • お客さまへのお役立ちのため、潜在ニーズを聴き取り、ニーズに寄り添った営業活動を強化し、顧客ニーズ管理案件登録件数は8,027件となりました。

3.利益相反を適切に管理する取組み

アクションプラン
  • 苦情・トラブル報告に基づき、当金庫とお客さまの取引きが「利益相反対象取引」に該当していないか精査・検証を行います。
  • 本部主管部署が営業店を訪問し、利益相反担当者に各店の利益相反管理状況についてヒアリングを行い、管理体制を整備します。
  • 職場コンプライアンス研修により職員の知識向上を図ります。
  • 当金庫のホームページに取扱商品の一覧・情報等を開示するとともに、投資信託等の特徴・しくみ等についても掲示するなど、お客さまにわかりやすい開示を行います。
  • 投資信託の説明においては、投信取引口座開設時に金融商品取引業者を選択する一助として「重要情報シート(金融事業者編)」を必ず交付し、当金庫の基本情報・取扱商品・ラインナップの考え方等について情報提供を行います。
  • 投資信託の説明においては、購入時にお客さまが複数商品を比較・検討している場合や交付の要請を受けた場合、「重要情報シート(個別商品編)」を活用し、当該商品の内容、リスクと運用実績、費用等について、お客さまにご理解いただけるよう、丁寧に説明します。
KPI(成果指標)
  • 利益相反取引の防止
  • ホームページへのファンド情報等の掲載
取組み状況
  • 苦情・トラブル報告等に基づいた精査・検証、営業店モニタリング(14店舗)により、2024年度において営業店および本部関連部署より「利益相反」が疑われる事案の報告および該当する取引がないことを確認しました。なお、「利益相反」に該当する場合には、その取引について担当部署と協議し、お客さまの保護と正当な利益を確保するための措置を講ずることとしています。
  • 本部主管部署が全部署(56部署)の職場内コンプライアンス研修に参加し知識の向上を図りました。
  • 当金庫のホームページに各種サービスや取扱商品の一覧・情報等を開示するとともに、申込手数料・信託報酬・信託財産留保額の費用等についても一覧表にして掲載するなど、お客さまにわかりやすい開示に努めました。なお、取扱商品の一覧情報画面からろうきんダイレクトの購入画面に遷移するリンクがこの間、追加されています。

4.手数料等に係る情報提供の取組み

アクションプラン
  • ホームページに取扱い商品の一覧・情報等を開示するとともに、申込手数料・信託報酬・信託財産留保額の費用等についても一覧表にして掲載するなど、お客さまにわかりやすい開示を行います。
KPI(成果指標)
  • ホームページへのファンド情報等の掲載
取組み状況
  • 当金庫のホームページに各種サービスや取扱商品の一覧・情報等を開示するとともに、申込手数料・信託報酬・信託財産留保額の費用等についても一覧表にして掲載するなど、お客さまにわかりやすい開示に努めました。

5.お客さまの立場に立ったわかりやすい情報提供の取組み

アクションプラン
  • 企業型DC加入者向けの「ろうきんの企業年金に係る役割発揮宣言」サイトや、個人型DCについての「ろうきんiDeCo」スペシャルサイトにおいて、投資の考え方や商品の選択、金融商品のリスクとリターンなど詳しく説明します。
  • ホームページに取扱い商品の一覧・情報等を開示するとともに、投資信託等についての特徴、しくみ等についても掲示するなど、お客さまにわかりやすい開示を行います。
  • 投資信託の説明においては、投信取引口座開設時に金融商品取引業者を選択する一助として「重要情報シート(金融事業者編)」を必ず交付し、当金庫の基本情報・取扱商品・ラインナップの考え方等について情報提供を行います。また、必要に応じて「重要情報シート(個別商品編)」を活用し、当該商品の内容、リスクと運用実績、費用等についてお客さまにご理解いただけるよう、丁寧に説明します。
KPI(成果指標)
  • ホームページのファンド情報等の掲載
  • 投資信託における「重要情報シート(金融事業者編・個別商品編)」を活用した説明
取組み状況
  • 企業型DC加入者に向けては、「ろうきんの勤労者の資産形成に係る役割発揮宣言」サイトにて企業年金にかかる取組みを紹介し、iDeCoを検討されるお客さま向けには、「ろうきんiDeCoスペシャルサイト」にてマンガや動画によりわかりやすい情報提供を行いました。また、節税効果について試算ができる「節税シミュレーター」も提供しました。
  • 当金庫のホームページに各種サービスや取扱商品の一覧・情報等を開示するとともに、投資信託の特徴、しくみ等を掲示しました。また、申込手数料・信託報酬・信託財産留保額の費用等についても一覧表にして掲載するなど、お客さまにわかりやすい開示に努めました。
  • 投資信託の説明においては、投信取引口座開設時に金融商品取引業者を選択する一助として「重要情報シート(金融事業者編)」を必ず交付し、当金庫の基本情報・取扱商品・ラインナップの考え方等について情報提供を行いました。また、投資信託の説明においては、購入時にお客さまが複数商品を比較・検討している場合や交付の要請を受けた場合、「重要情報シート(個別商品編)」を活用し、当該商品の内容、リスクと運用実績、費用等について、お客さまにご理解いただけるよう、丁寧に説明しました。

6.お客さま一人ひとりに合った最適なサービス提供の取組み

アクションプラン
  • 会員・間接構成員とそのご家族を対象としたセミナーや家族参加型企画の開催によりお客さまとの接点を拡大し、資金ニーズに合った商品を提案します。
  • 職員は定期的に「預かり資産研修」を受講し、中長期的な視点に配慮した適切なフォローアップ手法の理解を深めます。
KPI(成果指標)
  • 個人型確定拠出年金(iDeCo)契約・投資信託(定時定額)新規買付人数:2,904人
  • 顧客ニーズ管理案件登録件数:前年比増加
  • 適切なフォローアップ手法の確立
取組み状況
  • 職員に対し、「預かり資産スキルアップセミナー」や「資産形成研修」を実施し、お客さまの資産形成に向けて最適な提案ができる職員を養成し、取得した提案手法を実践することで、個人型確定拠出年金(iDeCo)契約・投資信託(定時定額)新規買付人数は、2,970人となりました。
  • お客さまへのお役立ちのため、潜在ニーズを聴き取り、ニーズに寄り添った営業活動を強化し、顧客ニーズ管理案件登録件数は8,027件となりました。
  • お客さまの多様なニーズに応えていくため、コンサルティング機能を発揮できる職員の育成および各法令を遵守した販売体制の構築を目的に、「中国ろうきんロールプレイング大会」を開催しました。

7.「ろうきんの理念」の職員への定着と実践に向けた取組み

アクションプラン
  • 全部署において「ろうきんの理念」の研修を実施します。
  • 主に若手職員を対象とした研修において、中国ろうきん運動推進アドバイザーから「ろうきんの存在意義」をふまえたプログラムを実施します。
  • お客さまの最善の利益に資する行動を根付かせるため、人事評価において「顧客満足の引き上げの視点」にかかる評価項目を設定し、適正に評価が実施されているか、モニタリングを行います。
  • 「中国ろうきんブランド確立に向けたしくみ」の定着化を図ることで、当金庫職員としてのあるべき姿の明確化と浸透、間接構成員のさらなる「共感」につなげます。
KPI(成果指標)
  • 「ろうきんの理念」の研修実施
  • 中国ろうきん運動推進アドバイザーによる研修の実施
  • 適正な人事評価の実施
  • 「中国ろうきんブランド確立に向けたしくみ」の定着化
取組み状況
  • 「ろうきんの理念」を職場内研修の必須テーマとするとともに、「ろうきん運動推進アドバイザー」による研修を実施し「ろうきんの理念」について職員の意識向上を図りました。
  • お客さまの最善の利益に資する行動の実践を評価するため、人事評価において「顧客満足の引き上げの視点」にかかる評価項目を設定しました。
  • 中国ろうきん運動推進アドバイザーによる、職員向け研修を11回開催しました。「労働運動」と「ろうきん運動」を会員目線で講演いただきました。
  • 「中国ろうきんブランド確立に向けた施策」の定着度を図るため、全職員アンケートを実施しました。今後もブランドの定着を図ることを目的として定期的にアンケートを実施していきます。

「比較可能な共通KPI」の状況(2025年3月末時点)