2021年度の取組状況報告

1.『お客さま本位の業務運営に関する取組方針』の策定・公表

アクションプラン
  • 取組状況を的確に把握し、現状の課題を解決する観点から次年度の取組方針を策定します。
  • 取組状況を客観的に評価するためKPIを設定します。
  • ディスクロージャー誌や金庫ホームページ等によって、取組方針および取組状況を適宜公表します。
KPI(成果指標)
  • 方針の見直し:年1回
  • 取組状況の公表:年1回
  • KPIの設定:年1回
取組み状況
  • 本方針および2020年度取組状況について2021年7月「中国ろうきん2021ディスクロージャー誌」および当金庫ホームページにて公表しました。
  • 本方針の見直しを1回実施し、2021年度のKPIを設定しました。

2.お客さまの生活を生涯にわたってサポートしていくことを第一に考えた取組み

アクションプラン
  • ヒアリングによりお客さまのニーズを把握し、お客さまのライフプランに応じたタイムリーな情報提供を行います。
  • 「8つのセミナーメニュー」(①ライフプラン ②住宅 ③教育 ④資産形成 ⑤(企業)年金 ⑥相続贈与 ⑦多重債務防止 ⑧NPO)に基づく金融知識を提供します。
KPI(成果指標)
  • 個人型確定拠出年金(iDeCo)・投資信託新規契約pt:1,900pt
    ※個人型確定拠出年金(iDeCo)の新規契約(1pt)、 投資信託新規口座開設(4pt)
  • セミナー開催回数:314回
取組み状況
  • 預かり資産営業の強化に向け、お客さまのライフプラン設計と資産形成をサポートする必要性を学び、ニーズ喚起手法を習得する職員研修を行いました。習得したスキルを活かし、お客さまにヒアリング等を実践することで、個人型確定拠出年金(iDeCo)・投資信託新規契約ptは4,756ptとなり多くのお客さまの資産形成をサポートすることができました。
  • 「8つのセミナーメニュー」を中心に合計963回のセミナーを開催し、多くのお客さまに多様な金融知識を提供しました。

3.利益相反を適切に管理する取組み

アクションプラン
  • 苦情・トラブル報告に基づき、当金庫とお客さまの取引が「利益相反の対象取引」に該当していないか精査・検証を行います。
  • 本部主管部署による営業店モニタリングを実施し、利益相反担当者より利益相反管理態勢を整備します。
  • 当金庫ホームページに取扱い商品の一覧・情報等を開示するとともに、投資信託等についての特徴・しくみ等についても掲示するなど、お客さまにわかりやすい開示を行います。
KPI(成果指標)
  • 利益相反取引の防止
  • ホームページのファンド情報等の掲載
取組み状況
  • 苦情・トラブル報告等に基づき、当金庫と顧客の取引が「利益相反対象取引」に該当するか否かを精査・検証しました。営業店モニタリング(8店舗)においては、営業店の利益相反管理態勢をモニタリングし、利益相反に係る報告状況を確認しました。
  • 2021年度において、営業店および本部関連部署より「利益相反」が疑われる事案の報告および該当する取引はありませんでした。なお、「利益相反」に該当する場合には、その取引について担当部署と協議し、お客さまの保護と正当な利益を確保するための措置を講ずることとしています。
  • 当金庫のホームページに各種サービスや取扱商品の一覧・情報等を開示するとともに、申込手数料・信託報酬・信託財産留保額の費用等についても一覧表にして掲載するなど、お客さまにわかりやすい開示に努めました。

4.手数料等に係る情報提供の取組み

アクションプラン
  • 当金庫ホームページに取扱い商品の一覧・情報等を開示するとともに、申込手数料・信託報酬・信託財産留保額の費用等についても一覧表として掲載するなど、わかりやすい開示を行います。
KPI(成果指標)
  • ホームページのファンド情報等の掲載
取組み状況
  • 当金庫のホームページに各種サービスや取扱商品の一覧・情報等を開示するとともに、申込手数料・信託報酬・信託財産留保額の費用等についても一覧表にして掲載するなど、お客さまにわかりやすい開示に努めました。

5.お客さまの立場に立ったわかりやすい情報提供の取組み

アクションプラン
  • 当金庫ホームページに取扱商品の一覧・情報等開示するとともに、投資信託等についての特徴・しくみ等についても掲示するなど、お客さまにわかりやすい開示を行います。
  • インターネットバンキングを活用してお取引いただく投資信託の専用ヘルプデスクを活用するなど、お客さまにとってわかりやすく丁寧な説明および情報提供を行います。
  • 当金庫ホームページにお客さまが金融商品を検討する際、役に立つ情報として過去の累積リターン、純資産額、分配金の実績等を一覧で掲載します。
  • iDeCoや投資信託を検討する方が商品を理解しやすいよう制度や仕組みについて当金庫ホームページ、パンフレット等に掲載します。
KPI(成果指標)
  • ホームページのファンド情報等の掲載
  • 専用ヘルプデスクの活用
取組み状況
  • 当金庫ホームページに投資信託等について特徴やしくみ、金融商品のリスクやリターン等について掲示するなど、幅広くお客さまを対象として、丁寧な情報発信に努めています。また、取扱商品の一覧・情報等開示するだけでなく、お客さまが金融商品を検討する際に役に立つ情報として過去の累積リターン、純資産額、分配金の実績等を一覧で掲載しています。
  • インターネットバンキングを活用してお取引いただくお客さま向けに、専用の操作ガイドブックを作成するとともに、投資信託の専用ヘルプデスクの活用をご案内するなど、丁寧な説明および適切な情報が提供できる体制を整えています。
  • iDeCoを検討されるお客さま向けには、「ろうきんiDeCo」スペシャルサイトにて、マンガや動画によりわかりやすい情報提供を行っており、また、節税効果について試算ができる節税シミュレーターも提供しています。

6.お客さま一人ひとりに合った最適なサービス提供の取組み

アクションプラン
  • 会員推進機構と連携して、「家計の見直し運動」に取組みます。
  • 老後への不安解消に向け、長期・分散・積立を主体とした資産形成のニーズ喚起に取組みます。
KPI(成果指標)
  • 家計の見直し面談・提案件数:15,072件
  • 個人型確定拠出年金(iDeCo)・投資信託新規契約pt:1,900pt
    ※個人型確定拠出年金(iDeCo)の新規契約(1pt)、 投資信託新規口座開設(4pt)
取組み状況
  • 会員推進機構と連携して、家庭への情報提供、アンケートやヒアリング等に基づく提案活動を実施し、20,965件の家計の見直し面談・提案を行いました。
  • 預かり資産営業の強化に向け、お客さまのライフプラン設計と資産形成をサポートする必要性を学び、ニーズ喚起手法を習得する職員研修を行いました。習得したスキルを活かし、お客さまにヒアリング等を実践することで、個人型確定拠出年金(iDeCo)・投資信託新規契約ptは4,756ptとなり多くのお客さまの資産形成をサポートすることができました。

7.「ろうきんの理念」の職員への定着と実践に向けた取組み

アクションプラン
  • 各種研修の充実やOJTにより的確なコンサルティングができる人材を育成します。
  • FP1級資格を持つ金庫職員の知識・提案ノウハウを習得する研修を実施し、金庫職員のスキルアップを図りお客さまへ的確な情報をわかりやすく提供します。
  • 第7期中期経営計画に掲げる「ブランド確立に向けた取組み」を進め、当金庫のめざすべき姿、それを定着させる仕組みを検討します。
KPI(成果指標)
  • FP資格取得者数の公表
  • めざすべき姿の明確化
  • 効果的な評価項目の検討
取組み状況
  • 預かり資産営業の強化に向け、お客さまのライフプラン設計と資産形成をサポートする必要性を学び、ニーズ喚起手法を習得する職員研修を行いました。また、営業力強化トレーニングを実施し、行動の量と質の向上とコンサルティング機能の強化を図りました。
  • 2021年度末時点のFP1級取得者数は21名、FP2級取得者数は246名、FP3級取得者数は66名、DC1級取得者数は8名、DC2級取得者数は66名となりました。
  • 当金庫ブランド確立に向け、当金庫のめざす姿、それを定着させる仕組みを検討するため、全金庫を巻き込んだ議論を開始しました。
  • お客さまの最善の利益に資する行動の実践を評価するため、営業店評価において「プロセス評価」に係る評価項目を、人事評価において「顧客指向」、「顧客満足の引上げの視点」に係る評価項目を設定しました。

「比較可能な共通KPI」の状況(2022年3月末時点)