2020年度の取組状況報告

1.『お客さま本位の業務運営に関する取組方針』の策定・公表

アクションプラン
  • 取組状況を的確に把握し、現状の課題を解決する観点から次年度の取組方針を策定します。
  • 取組状況を客観的に評価するためKPIを設定します。
  • ディスクロージャー誌や金庫ホームページ等によって、取組方針および取組状況を適宜公表します。
KPI(成果指標)
  • 方針の見直し年1回
  • 取組状況の公表年1回
  • KPIの設定年1回
取組み状況
  • 本方針および2019年度取組状況について2020年7月「中国ろうきん2020ディスクロージャー誌」および当金庫ホームページにて公表しました。
  • 本方針の見直しを1回実施しました。

2.お客さまの生活を生涯にわたってサポートしていくことを第一に考えた取組み

アクションプラン
  • 金融に関する有益な情報を会員・お客さまに対して継続発信するとともに、顧客のライフプランに応じた適切な提案を行います。
  • お客さまの安定的なマネープラン実現のため、預金商品に加えてiDeCoの推進を最重要課題の一つとして取組みます。
KPI(成果指標)
  • ライフプランセミナー:全店1回以上
  • iDeCo新規契約件数:2,400件以上
取組み状況
  • 新型コロナウイルス感染拡大の影響によりライフプランセミナーは、中止、延期等が多くありましたが、そのなかでも17店舗にて54回実施しました。
  • iDeCoの認知度向上と加入促進に向けた、周知活動を全店で展開し、iDeCo新規契約件数は2,918件となりました。また、これにより第6期中期経営計画中の新規契約件数は11,159件となり、中計期間中の目標としてきた10,000件に到達しました。

3.利益相反を適切に管理する取組み

アクションプラン
  • 苦情・トラブル報告に基づき、当金庫とお客さまの取引が「利益相反の対象取引」に該当していないか精査・検証を行います。
  • 本部主管部署による営業店モニタリングを実施し、利益相反管理態勢を整備します。
  • 当金庫ホームページに取扱い商品の一覧・情報等を開示するとともに、投資信託等についての特徴・しくみ等についても掲示するなど、お客さまにわかりやすい開示を行います。
KPI(成果指標)
  • 利益相反取引の防止
  • ホームページのファンド情報等の掲載
取組み状況
  • 苦情・トラブル報告等に基づき、当金庫とお客さまの取引が「利益相反対象取引」に該当するか否かを精査・検証しました。営業店モニタリング(15店舗)においては、営業店の利益相反管理態勢をモニタリングし、利益相反に係る報告状況を確認しました。
  • 2020年度において、営業店および本部関連部署より「利益相反」が疑われる事案の報告および該当する取引はありませんでした。なお、「利益相反」に該当する場合には、その取引について担当部署と協議し、お客さまの保護と正当な利益を確保するための措置を講ずることとしています。
  • 当金庫ホームページに取扱商品の一覧・情報等を開示するとともに、投資信託等についての特徴・しくみ等についても掲示するなど、お客さまにわかりやすい開示を行いました。

4.手数料等に係る情報提供の取組み

アクションプラン
  • 当金庫ホームページに取扱い商品の一覧・情報等を開示するとともに、申込手数料・信託報酬・信託財産留保額の費用等についても一覧表として掲載するなど、わかりやすい開示を行います。
KPI(成果指標)
  • ホームページのファンド情報等の掲載
取組み状況
  • 当金庫ホームページに取扱商品の一覧・情報等開示するとともに、申込手数料・信託報酬・信託財産留保額の費用等についても一覧表として掲載するなど、お客さまにわかりやすい開示を行いました。

5.お客さまの立場に立ったわかりやすい情報提供の取組み

アクションプラン
  • 当金庫ホームページに取扱い商品の一覧・情報等を開示するとともに、投資信託等についての特徴・しくみ等についても掲示するなど、お客さまにわかりやすい開示を行います。
  • インターネットバンキングを活用してお取引いただく投資信託の専用ヘルプデスクを活用するなど、お客さまにとってわかりやすく丁寧な説明および情報提供を行います。
  • 当金庫ホームページにお客さまが金融商品を検討する際、役に立つ情報として過去の累積リターン、純資産額、分配金の実績等を一覧で掲載します。
  • iDeCoや投資信託を検討する方が商品を理解しやすいよう制度や仕組みについて当金庫ホームページ、パンフレット等に掲載します。
  • 「ろうきんiDeCoのスペシャルサイト」においては節税シュミレーター等で節税効果の概算を示します。
KPI(成果指標)
  • ホームページのファンド情報等の掲載
  • 専用ヘルプデスクの活用
取組み状況
  • 当金庫ホームページに取扱商品の一覧・情報等を開示するとともに、投資信託等についての特徴・しくみ等についても掲示するなど、お客さまにわかりやすい開示を行いました。
  • インターネットバンキングを活用してお取引いただく投資信託の専用ヘルプデスクを設置し、お客さまのお問い合わせに即時対応できる体制を整備しています。
  • 当金庫ホームページの「ろうきんiDeCo」スペシャルサイトを設け、初めてiDeCoを検討されるお客さま向けに制度内容が理解しやすいようマンガや動画による情報を提供しています。また、節税効果については個別に試算できるよう節税シュミレーターを提供しています。

6.お客さま一人ひとりに合った最適なサービス提供の取組み

アクションプラン
  • 生活設計、生活防衛、生活改善に向けたコンサルティング機能を発揮し、「家計の見直し運動」をはじめとする「他社ローンの借換え取組み」を強化します。
  • 会員、推進機構等と連携して会員間接構成員の生活向上や課題解決につながる活動を展開します。
KPI(成果指標)
  • 他社ローン借換件数:2,540件
  • iDeCo新規契約件数:2,400件
  • 会員機関会議への参加数:渉外職員1人あたり4回以上
取組み状況
  • 会員、推進機構と連携しアンケートやヒアリング等に基づく提案活動を実施し、潜在ニーズへのアプローチを強化した結果、他社ローン借換件数は3,384件となりました。
  • iDeCoの認知度向上と加入促進に向けた周知活動を全店で展開し、iDeCo新規契約件数は2,918件となりました。また、これにより第6期中期経営計画中の新規契約件数は11,159件となり、目標としてきた10,000件に到達しました。
  • 会員との関係構築と課題共有を図るため、会員の機関会議へ1,426回参加しました(達成率252.8%)。

7.「ろうきんの理念」の職員への定着と実践に向けた取組み

アクションプラン
  • 各種研修の充実やOJTにより的確なコンサルティングができる人材を育成します。
  • FP資格取得者を積極的に活用し、企業型DC加入者教育、職員研修等を実施します。
  • 「中国ろうきんブランドカード」と人事評価制度が連動した取組みを継続します。
KPI(成果指標)
  • FP資格取得者数の公表
  • 「中国ろうきんブランドカード」と人事評価の連動
取組み状況
  • 2020年度末時点のFP1級取得者数は21名、FP2級取得者数は244名、FP3級取得者数は180名、DC1級取得者数は8名、DC2級取得者数は46名となりました。
  • ろうきん理念や所属部署の行動宣言に基づき各職員が作成した「私の行動宣言」をブランドカードとして常に携行し、人事評価制度を通じて当該「私の行動宣言」の実践状況を確認しました。

「比較可能な共通KPI」の状況(2021年3月末時点)